訪問販売によるリフォーム工事・点検商法
【 国民生活センターHPより転載 】
訪問販売によるリフォーム工事では、「契約をせかされて不要なリフォーム工事をした」などといった相談が寄せられています。
また、点検に来たと言って来訪し、「工事をしないと危険」などと言って商品やサービスを契約させる「点検商法」の相談が寄せられています。
PIO-NETに登録された相談件数の推移
年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
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相談件数 | 6,385 | 7,222 | 7,998 | 8,160(前年同期 7,471) |
年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
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相談件数 | 5,415 | 5,683 | 5,759 | 6,496(前年同期 5,376) |
相談件数は2021年3月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
- ※ここでは、「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」の合計を「リフォーム工事」としています。
最近の事例
訪問販売によるリフォーム工事
- 「屋根の瓦がずれていて心配だ。工事をしないと大変なことになる」と来訪した業者に言われて屋根工事の契約をしたが、解約したい。
- 訪問してきた業者に塗装工事を勧められた。「契約の効力はないからとりあえず署名、捺印するように」としつこく言われ、断りきれず応じてしまったが、工事をしたくない。
- 隣で屋根工事をしている業者から、「お宅の屋根が剥(は)がれているのが見えた。火災保険を使って負担なく修理ができる」と言われ、契約したが、解約したい。
点検商法
- 高齢の母の家に、以前施工した屋根のふき替え工事の点検として業者が訪問し、高額な外壁塗装工事を勧められて契約してしまったようだ。クーリング・オフしたい。
- 排水管洗浄をしてもらったが、作業終了後に業者から「排水管が古く、今回の高圧洗浄で水漏れが起きる危険性がある。床下点検をしたい」と言われた。応じなければならないか。
- 「下水管の点検に来た」という業者に床下修理を勧められ、見積もりのつもりで書面を交わしたが、実際は契約書だったことが分かった。解約したいと伝えたが応じてもらえない。
- ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。
【 原文 】
訪問販売によるリフォーム工事・点検商法
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reform.html