一般社団法人工事金額適正化推進協会[PARCC]リフォーム工事金額の適正化を推進し、リフォーム業界の地位向上,悪徳業者、悪質業者の排除を目指します。

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訪問販売によるリフォーム工事・点検商法

【 国民生活センターHPより転載 】

 

訪問販売によるリフォーム工事では、「契約をせかされて不要なリフォーム工事をした」などといった相談が寄せられています。

また、点検に来たと言って来訪し、「工事をしないと危険」などと言って商品やサービスを契約させる「点検商法」の相談が寄せられています。

 

PIO-NETに寄せられた相談件数の推移

訪問販売によるリフォーム工事※
年度 2017 2018 2019 2020
相談件数 6,385 7,222 7,993 3,486(前年同期 3,243)

 

点検商法
年度 2017 2018 2019 2020
相談件数 5,415 5,683 5,753 2,663(前年同期 2,424)

相談件数は2020年9月30日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
※ここでは、「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」の合計を「リフォーム工事」としています。

 

最近の事例

訪問販売によるリフォーム工事

  • 突然自宅に「屋根に隙間が見える」と言って事業者が訪問し、屋根修理をしたが屋根の窓が開かなくなった。直してほしい。
  • 隣で屋根工事をしている業者から、「お宅の屋根が剥(は)がれているのが見えた。火災保険を使って負担なく修理ができる」と言われ、契約したが、解約したい。
  • 自宅に来訪した業者に「外壁塗装を今契約したら値引きをする」と言われ、値引きにひかれて契約したが、高額なので解約したい。

点検商法

  • 「下水管の点検に来た」という業者に床下修理を勧められ、見積もりのつもりで書面を交わしたが、実際は契約書だったことが分かった。解約したいと伝えたが応じてもらえない。
  • 訪問してきた業者から「床下が白蟻に喰われている。このままでは家が傾く」と言われ、補強工事などを契約した。高額なので解約したい。
  • 屋根の点検をしないかと電話があり、事業者が家に来たが、点検だけのはずが屋根工事の契約をしてしまった。

※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。

 

【 原文 】
訪問販売によるリフォーム工事・点検商法
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reform.html