訪問販売によるリフォーム工事・点検商法
【 国民生活センターHPより転載 】
訪問販売によるリフォーム工事では、「契約をせかされて不要なリフォーム工事をした」などといった相談が寄せられています。
また、点検に来たと言って来訪し、「工事をしないと危険」などと言って商品やサービスを契約させる「点検商法」の相談が寄せられています。
PIO-NETに登録された相談件数の推移
年度 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
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相談件数 | 7,223 | 8,001 | 8,780 | 6,774(前年同期 5,876) |
年度 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
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相談件数 | 5,684 | 5,759 | 7,020 | 5,154(前年同期 4,706) |
相談件数は2021年12月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
- ※ここでは、「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」の合計を「リフォーム工事」としています。
最近の事例
訪問販売によるリフォーム工事
- 隣家で作業をしているという業者が来訪し、屋根修理の契約をした。後日、壁の補修も必要だと言われ追加で契約したが、解約したい。
- 自宅の外壁塗装をお願いしたいと思い事業者紹介サイトに登録したところ、事業者から電話があり、自宅を訪ねて来た。見積もりを提示され、他社と比較したいと伝えたが応じてもらえず、仕方なく契約してしまった。
- 訪問してきた業者に塗装工事を勧められた。「契約の効力はないからとりあえず署名、捺印するように」としつこく言われ、断りきれず応じてしまったが、工事をしたくない。
点検商法
- 「損害保険で雨どいの修理ができる」と業者の訪問を受けた。せっかくなのでドローンを使って屋根の撮影もしてはどうかと言われ、お願いした。不安になったので断りたいが、業者と連絡が取れない。
- 「近くで工事をしている」と言って作業員が訪ねてきた。翌日、別の作業員も連れてきて「点検します」と言い、屋根に上った。瓦が割れた写真を見せられ、「このままではもっとひどい状態になる」と言われて屋根工事の契約をしてしまった。
- 排水管洗浄をしてもらったが、作業終了後に業者から「排水管が古く、今回の高圧洗浄で水漏れが起きる危険性がある。床下点検をしたい」と言われた。応じなければならないか。
- ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。
【 原文 】
訪問販売によるリフォーム工事・点検商法
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reform.html